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映画作家 附田博監督

人は誰でも、何かしらのハンディキャップを抱えながら、生きていると思います。

すべてにおいて、パーフェクトな人を知りません。

 

障害者も、アートをするこころを持っています。  

日頃、人にうまく表現できないことや人とのつながりを持つために、アートを通じたコミュニティの場です。

 

障害者は「害」 ではない。個性だ!

けして、障害者自身が「障害」ではないけれど、外に出たら障害物(障害者の行動を妨げる社会環境)があると思う。

 

「もうひとつの奥入瀬 ~雑木林12年の軌跡~」上映会とお話 附田博監督
と き 2013年4月27日(土)
    14時00分~16時00分
ところ 国立市公民館 地下ホール
定 員 40名(最大80名様可能)
参加料 無料
    ※申込み不要。どなたでもご自由においでください。
主 催:働く障害者団体協議会
後 援:ミニ・ソーラー・ジャパン研究所

※詳細は別添にて、ご確認ください。
上映会とお話 附田博監督.pdf
PDFファイル 607.3 KB
「もうひとつの奥入瀬 ~雑木林12年の軌跡~」
「もうひとつの奥入瀬 ~雑木林12年の軌跡~」

 

単なる上映会の場ではありません。

ドキュメント映像を通じて、こころに浮かんだ感想や質問など、障害者と健常者を交えて意見交換しながら、お互い新たな気付きの出発点になればと思います。

「もうひとつの奥入瀬 ~雑木林12年の軌跡~」は、TAMA映画祭にも出展された映画です。

今まで、映画館にて上映をしていません。また、DVDでも発売をしていません。

 

 

BUNKA新聞社 編集長 小笠原カオルさまより

以下の記事をご協力いただきました。この場をお借りしまして、お礼を申し上げます。

 

77歳現役のドキュメンタリー映画作家ふるさとを撮る。

このほど「もうひとつの奥入瀬~雑木林12年の軌跡~」を完成させた。

十和田市出身の映画作家 附田博さん

 

映画作家 附田 博
映画作家 附田 博

 

平成6年(1994)に、重度の情諸障害の子供を抱えた、北九州市出身の若い夫婦が、十和田市に障害を持った子どもと健常者を一緒にあずかる保育園があるということを聞いて、夫は勤めていたコンピューター関連会社を辞め、十和田市に移住。

そして、平成10年(1998)、自ら障害を持った子どもと健常者が一緒に生活する「子どもの自由空間・雑木林」を開設した。

 

その12年間の軌跡を綴ったドキュメンタリー映画「もうひとつの奥入瀬~雑木林12年の軌跡~」がこのほど完成した。

それを制作したのが、十和田市出身のドキュメンタリー映画作家 附田博さんである。

「文化新聞で、障害を持った子供のために、大手の会社を辞めて十和田市に移住し、ついには自分で障害を持った子供と健常者と一緒に生活する施設をつくったという記事を見て、これはふるさとを題材にした映画になると映画作家としての血が騒ぎました。

これを撮るために10年間東京から通いましたけれど、残念なのは、それを最初から撮れなかったということです」と語る。

 

附田博。昭和9年(1934)9月、十和田市に生まれる。三本木高校、日大芸術学部映画科卒業。同研究室勤務。昭和33年(1958)ドキュメンタリー映画の日映科学映画制作所に入社。昭和35年(1960)劇映画「鮮人の死」でシナリオ誌新人賞受賞。昭和38年(1963)「日本の城」(脚本・演出)で芸術祭奨励賞、日本紹介映画金賞受賞。昭和41年(1966)「日本誕生」(脚本・演出)キネマ旬報賞を受賞した。この2本は今でも日映科学の映画史に刻まれている。

 

時代は映画からテレビに移ってきた。

昭和44年(1969)、友人と2人で、テレビ映像制作会社松山善三プロダクションを設立、制作部門の責任者となる。

 

以後、ドキュメンタリーテレビ番組「音楽の旅はるか」(制作・演出)30分、170話(毎日放送)。毎日放送開局30周年記念特別番組「万里の長城」(制作・演出)90分、「世界名画の旅」(制作・演出)30分、55話。テレビ東京開局25周年記念特別番組「日米戦うべからず」(脚本・演出)90分、テレビ東京局長賞受賞。「極める」(脚本・演出)30分、7話、APT賞(全日本テレビ番組制作社連盟)受賞。などを制作。

 

フリーになってからは、NHKBSスペシャル「妻たちが語る思い出の作家たち」(制作・脚本・演出)15話、NHK衛星放送局長賞受賞。ハイビジョンスペシャル「雪の夜の微塵となりて眠るかな」(制作)60分(関西テレビ)、カンヌハイビジョン国際フェスティバル入賞など、テレビ番組制作で数々の賞を受賞するなど、これまで制作したテレビ番組は500本を超えている。

 

また、舞台では、昭和63年(1988)長峰ヤス子前衛舞踊「黒いオルフェ」の脚本。平成11年(1999)青森県民文化祭総合フェスティバル 創作フォークローレ・ミュージカル「炎らの森と湖」の脚本及び演出。平成22年(2010)野呂修平創作バレエリサイタル「棟方志功」の脚本なども手がけている。

平成元年(1989)日本のドキュメンタリースト20傑の1人として評価される。

 

 

主な作品

テレビ朝日、トーク&ドラマ「パイプのけむり」30分・26話 制作・演出

フジテレビ、スペシャルドラマ「怒涛の朝」90分 制作・脚本

日本テレビ、ナショナルドキュメンタリー特集「海のジプシー」60分 制作

TBS、日立テレビシティ「奇跡のランナーは何故死んだ」60分 制作・演出

毎日放送スペシャル「料理花伝 春・夏・秋・冬」  各60分 制作・演出

テレビ朝日、日中国交回復10周年記念「歌で中国を変えた男 聶耳」90分 制作

関西テレビ40周年記念「パリに燃えた青春・佐伯祐之」90分 制作

テレビ東京、ドキュメンタリー人間劇場「少女スーヨンが見た悲しみの海」60分 構成・演出

関西テレビ「平家物語紀行 14話」各30分 制作・演出

NHK特集「アラビアンナイト紀行」60分 制作

NHK特集「戦後日本経済を築いた男たちシリーズ 木川田隆篇」60分 制作

NHK、世界わが心の旅シリーズ「中国・梅蘭芳を訪ねて、小川真由美篇」60分 演出

NHK「週間ブックレビューシリーズ」60分・60話 制作

東京テレビ、ガイアの夜明けシリーズ「昭和レトロ篇」60分 構成・演出

ドキュメンタリー映画「魂の画家 ~丁紹光 美の世界~」80分 制作・構成・演出

ドキュメンタリー映画「招魂 人間国宝 新内節若狭掾」80分 構成・演出

ドキュメンタリー映画「縄文超巨大津波の検証」80分 構成・演出

 

 

 

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