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分解移動式ミニ太陽光発電「バックアップ」

ミニ・ソーラー・ジャパン研究所 代表の、石倉京氏と共同開発しました。

電源のない場所や災害時の発電に燃料を必要としない「分解移動式太陽光発電機」です。

発電するだけではなく、バッテリー(蓄電池)を搭載しているので、日中充電し、夜間の補助電源としても使用可能です。

屋外のイベントや、計画停電時に必要最低限の電力を供給する目的に適しています。

※バックアップ専用のプラスチックケースを特別発注すると価格に反映されてしまうために、あえて既成品を使用しています。

 

分解移動式ミニ太陽光発電「バックアップ」
分解移動式ミニ太陽光発電「バックアップ」

                 500mlのペットボトルと比べてこのサイズ!

 

分解して移動可能

パネルと本体に分けて運び、ドライバーとスパナそれぞれ1本づつで、迅速に組み立てができます。

 

地震災害後の計画停電を想定

バッテリーを満タンにした場合、夜間でもインバータを接続して100Wの電力を約3時間30分使用可能です。

※東日本大震災後の計画停電において、東京都西部・埼玉県南部では、1日平均1時間

30分から2時間の停電が、震災直後から3月終わりまで約20日間続きました。

 

主に使える電子機器

①USB(お持ちの機器に付属のUSBケーブルをつなげます)

・スマートフォンと携帯電話の充電・ゲーム機の充電・USB扇風機・LEDライト

・USBひざ掛けなど

※お持ちの機種に合ったUSBケーブルをご用意ください。

 

②12V(シガーソケットに差すタイプの自動車用の機器を中心に、多くの電子機器が

 使えます)

・ノートパソコン・ラジオ・自動車用LEDライト・アロマディフューザー

・空気清浄機・自動車用扇風機・自動車用掃除機・メガホン・小型液晶テレビなど

シガーソケット・電源アダプタ・ギボシ端子の説明もお読みください。

 

③100V(インバータを接続して使用します)

・ノートパソコン・100V用充電器・インクジェットプリンタ・扇風機

・CDラジカセなど

※必ず事前にテストを行ってください。(一部の機器は正弦波インバータが必要)

※危険防止・バッテリー消費防止のため、使用後は必ずインバータの電源を切ってくだ

 さい。

※医療機器には絶対に使用しないでください。

 

福祉の海外普及活動もできます。

開発途上国の電気の通っていない地域において、バックアップはパソコン・プリンターなどの周辺機器と点字打刻機を使用した点字普及活動ができ、「こころの明かり」を届けることができます。

手話指文字と点字の国際基準を知っているので、手話指文字・点字シリーズに発展させることも可能です。

また、日本の電気製品がそのまま使えるのも特徴です。

 

当然、「明かり」も届けることができます。

障害者に限らず、すべての人に「笑顔」をお届けすることができるので、福祉活動を通じて相手国との関係構築が行えます。

ただし、バックアップはCEマーキングやUL規格・CSA規格などを取得していないので、販売目的とした輸出はできません。

 

 

※実用新案取得の持ち運び式太陽光発電機「コロスケ」の構造の一部を「バックアップ」の設計にも活用しています。

機密保持のため、ホームページでは中をお見せすることができません。

配線図(概略)
配線図(概略)


災害時は平常時の自宅感覚で電気は使えないと思うべき。

バックアップのスペック

・太陽電池出力 50W(晴天時 定格)

 1日の発電量、平均で単1電池10~15本分。晴天時は25本分以上。

 A4ノートパソコンを4~5時間程度使える発電量。晴天時、A4ノートパソコンの

 消費電力をほぼ賄えます。

 

・バッテリー 432Wh(12V36Ah)

 最大500Wのインバータを接続し、40分程度使用可能。100Wの出力であれ

 ば、3時間30分程度使用可能です。

 (推奨:100W級インバータ)

 バッテリーを満タンにするまで、晴天時:約12時間


 

分解移動式ミニ太陽光発電「バックアップ」は、太陽光で発電するだけではなく、バッテリーに充電する仕組みなので、環境にも優しいですし、使用する機器により消費電力が違いますので電気の知識も深めることができます。

 

これから、太陽光発電のイベント、講演会をやっていきます。

併せて、12V統一プラグの提言、新しい商品の開発、本、講習会などをしていきますのでよろしくお願いします。

 

 

 

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